「このエンブレムを背負っている以上、どんな試合でも全力を尽くさないといけない。負けていい試合なんて1試合もありません。相手よりも走るのは当然のこと。球際の部分、気持ちを見せる部分は意識しています」
〈残りの試合は大切にしよう。ファン・サポーターに、浦和レッズを応援してくれる人たちに何を見せるかが大事になってくる〉
「『5ゴール、5アシスト』。この数字に重要な意味はないのですが、キリがいいので。僕はボランチの選手ですが、いつもゴールは狙っています。得点にかかわるプレーを増やそうと思い、試合に臨んできました。(現時点で4ゴール、3アシスト)まだチャンスはあるので、目標の数値は達成したいです」
「稲本潤一さん(現南葛SC)に似ていると言われるのはうれしいですね。日本代表のレジェンドですから。ただ、プレーはあまり見たことがないんですよ(02年日韓ワールドカップ開催時は3歳)。今度、映像でしっかり見ておきます。いつかは稲本さんを超えるくらいの活躍を見せたいと思います」
(取材・文/杉園昌之)