ここ数日の行動や発言が議論を呼んでいるカニエ・ウェストについて、パートナーシップを結んでいるアディダスが、カニエとの契約を正式に見直していることが明らかとなった。
CNBCによればアディダスは、現地時間で6日に声明を発表。カニエは、パリコレにて開催されたYeezyのファッションショーで「White Lives Matter」と書かれたトップスを着用し、世間から批判の声を浴びている。この件について、アディダスが見解を示した形だ。
「この事態を解決しようと社内で努力を重ねた結果、パートナーシップを見直すこととしました。この間、現行製品の共同管理は継続します」
カニエとアディダスがパートナーシップを結び新たなスニーカーコレクション「Yeezy」を発表したのは、2013年のこと。契約は2026年まで続く予定であったが、今年の8月にカニエはアディダスのことを強く批判し、契約を切ることを匂わせていた。
しかし、議論を呼んでいるカニエの行動を受け、今回どうやらアディダスが先手を打ったようだ。
アディダスの公式声明を受け、カニエはインスタグラム投稿を通し、次のようにアディダスを批判している。
「アディダスなんかクソくらえ。俺こそがアディダスだ。あいつらは俺のデザインを盗みやがった」
カニエは、昨年9月にはファッションブランドの「GAP」との契約を打ち切っている。
MTV NEWS