《コロナ禍での妊娠ということもあり、心配の絶えない日々が続いておりますが、皆様にお力添えをいただきながら出産に備えていきたい所存です》
10月23日、所属事務所を通じて第1子の妊娠を発表した清野菜名(27)。昨年6月に生田斗真(37)と結婚し、“新しい家族”が増えることに。
「清野さんは現在、妊娠5~6カ月ですでに安定期に入っているそうです。出産は来年の春ごろになるようです。生田さんも先輩の東山紀之さん(55)に報告したそうで、東山さんは『孫ができた感じ』と喜んでいました」(スポーツ紙記者)
清野の所属事務所の発表によれば、今後の芸能活動については《お医者様と相談しながら慎重に、安全に配慮して継続して参ります》とのこと。
妊婦であることがわかった清野だが、現在は19日にスタートしたばかりの『婚姻届に判を捺しただけですが』(TBS系)で主人公を熱演中だ。
清野演じる中堅デザイナー・大加戸明葉は、ひょんなことから500万円を借りることを条件に坂口健太郎(30)演じるサラリーマン・百瀬柊と偽装結婚することに。正反対な性格の2人が織りなす“不意キュン”ラブコメディは、第1話放送後からSNS上で反響が相次いでいる。
本ドラマで清野が主演を務めると、各メディアで一斉に報じられたのは今年8月。すでに清野が妊娠していた時期だが、9月にキービジュアルが正式に解禁された。
スポーツ報知によると、TBSは23日に広報部を通じて「大変おめでたいことだと思っています」と祝福。清野の妊娠については、「撮影開始前に所属事務所から伺っています。ご本人も所属事務所も体調に問題がなければ出演する意向でした」と説明したという。現在もドラマは撮影中だが、今後も清野は体調の様子を見ながら予定通り撮影に参加する見通しだ。
■「自分が出られるなんて思ってなかった」
清野がドラマで単独主演を務めるのは、'16年『まかない荘』(メ~テレ)以来。さらに清野にとって、『まかない荘』は連ドラ初主演作でもあった。それ以降はダブル主演での起用が続いていたが、今回の『ハンオシ』は清野にとって久しぶりの連ドラ単独主演となった。
妊娠にあたって降板などの選択肢もあったはずだが、清野には本ドラマに対して並々ならぬ意欲があったようだ。
「清野さんはこれまで様々な作品で華麗なアクションを披露し、20代前半でアクション女優の地位を確立。その一方で、『アクションなしでもきちんと演技で評価されるようになりたい』とプレッシャーも抱えていたといいます。
TBSの火曜10時ドラマといえば、『逃げ恥』『恋つづ』などの人気作を輩出したいわゆる“胸キュン枠”。そこに主演として挑戦できることを、清野さんは『私が出演できるんだ!』『自分が出られるなんて思ってなかった』と嬉しそうに語っていました。たとえ妊婦であっても新たな作品に参加するということは、“新境地へのチャンスを逃したくない”という気持ちがあったのではないでしょうか」(芸能関係者)
女優としてママとして、清野にとって『ハンオシ』は大きなターニングポイントになりそうだ。