秋空が暗くなりきらぬ夕方5時。都内にある人気のジンギスカン料理店の前に、1台のタクシーが止まった。降りてきたのは、マスクまで黒で決めた黒ずくめの男性と、黒のシャツに黒のキャスケット帽、パープルのパンツをはきこなした美女のカップル。
今年6月1日に電撃婚をした生田斗真(36)と清野菜名(25)夫妻だ。この日、10月7日は、生田の誕生日だった。
「そこは客単価1万~1万5千円の高級店。珍しい国産羊肉が食べられると有名で、予約もなかなかとれないんです。芸能人の常連は多いですよ」(グルメ誌ライター)
知人男性とタクシーを降りた生田夫妻は、そのまま3人で店内へ。ある生田の知人が、2人の新婚生活の様子を教えてくれた。
「きれい好きな斗真くんは、外出自粛期間中に掃除に凝って“掃除グッズをたくさん買っちゃった”と言っていましたよ。でも“台所には立たない、料理は男がやるもんじゃない”とわりと亭主関白な面もあって(笑)。斗真くんが掃除と洗濯担当、清野さんが料理担当と決めて生活しているようです」
清野は料理上手なのだという。
「無名時代から節約のために自炊生活で、煮物なんかもパッとつくれちゃうそうです」(前出・知人)
誕生日ディナーには清野の手料理でなく外食を選択したようだが、これには理由がありそうだ。
「生田さんの誕生日から1週間後の10月14日が清野さんの誕生日なんですが、今年の14日、生田さんは舞台『ハロルドとモード』の公演で大阪にいる予定なんです」(スポーツ紙記者)
結婚後初の新妻の誕生日当日をともに過ごせぬ代わりの、“合同誕生日会”だったようなのだ。
夫妻らは、約2時間ほどでジンギスカン店を後にし、そのまま近くの隠れ家バーへ。2次会にも知人を招いたようで、その後まもなく続々と数人が入っていった。
彼らが店を出て、再びタクシーで帰宅していったのは時計の針が深夜1時を過ぎたころ。なんとスタートから8時間後!
結婚から4カ月、コロナ禍と多忙さで結婚式や披露宴も開けないなか、友人たちを呼んでの、“結婚披露パーティ”の意味も込めていたのかもしれない――。
2人の今後を別の知人に聞いた。
「2人とも早く子供が欲しいようですが、実は清野さんのスケジュールが読めない状態。彼女の主演映画『耳をすませば』はイタリアロケを予定していたのですがコロナ禍で撮れていないそうで、公開時期も決まっておらず……。舞台挨拶や番宣も主演が穴を開けるわけにはいきませんからね」
海外への新婚旅行も厳しい現状で、この夜だけは仲間たちと“羽を伸ばした”ことだろう。
「女性自身」2020年10月27日号 掲載