今月8日に亡くなったエリザベス女王の愛犬たちが、女王の次男アンドルー王子と、王子の元妻サラ・ファーガソンに引き取られることが決定した。
エリザベス女王は、コーギーが2匹、ドーギーが1匹、コッカー・スパニエルが1匹と、合計4匹の犬を飼っていた。
現地メディアによれば、サラは長年にわたりこの4匹の犬たちと散歩を通して絆を深めていたという。
昨年の3月、フィリップ殿下が体調を崩し入院した際には、エリザベス女王を元気づけようとアンドルー王子は2匹の小犬を贈り、女王はそれぞれに“ミュイック”と“ファーガス”という名前を付けた。
残念ながらその後ファーガスは、心疾患により生後5カ月で亡くなった。ファーガスが亡くなるわずか1カ月前には夫のフィリップ殿下が亡くなっていたこともあり、エリザベス女王はひどくショックを受けたという。
しかし、エリザベス女王が95歳の誕生日を迎えた時、女王のそばには新たな仲間、コーギーの“サンディ”がいた。ミュイックとサンディの存在は、女王にとってこの上ない喜びだったと伝えられている。
アンドルー王子とサラは1996年に離婚しているが、20年経った今でもイングランドのバークシャーにあるロイヤルロッジで一緒に暮らしており、サラは犬の散歩や乗馬を通して、動物たちだけでなくエリザベス女王とも絆を深めていたという。
MTV NEWS