イギリスでエリザベス女王の即位70周年を祝う行事が行われる中、エリザベス女王は、健康上の理由から金曜日にセントポール大聖堂にて行われる礼拝に参加しない旨を発表した。
現地時間で6月1日にプラチナ・ジュビリーが始まり、英国王室は翌日となる2日に声明を発表。セントポール大聖堂にて行われる感謝の礼拝をエリザベス女王が欠席すると明かした。
「大変不本意ではありますが、女王陛下は(礼拝を)ご欠席されることになりました」「女王は、今夜ウィンザー城で行われるビーコンの点灯式に参加することを楽しみにしており、今日のような記念すべき機会を作ってくださった全ての人々に感謝していらっしゃいます」
この声明にある通り、エリザベス女王は2日にウィンザー城で開催されたジュビリー・ビーコンの点灯式に出席。ターコイズブルーのドレスに定番のパールのアクセサリーという姿で登場したエリザベス女王は、英連邦の地球儀を受け取った。
点灯式でエリザベス女王がこの地球儀に触れると、芝生の上に並ぶライトにも光が灯った。その“光の道”は奥の大木へと続いており、最後は木に飾られたライトが点灯し、幻想的な雰囲気を作り出していた。
またエリザベス女王はこのほかにも、昼間開催された祝賀行事中にバッキンガム宮殿のバルコニーに姿を見せた。バルコニーにはチャールズ皇太子夫妻とウィリアム王子夫妻、その3人の子どもたちもそろい、エリザベス女王とルイ王子が時折笑顔で話す場面もあった。
この直前に行われたパレードは、健康上の理由から参加を取りやめている。
MTV NEWS