各界の著名人たちを模したろう人形を展示している「マダム・タッソー ブラックプール」(イングランド)に、新たな仲間が加わった。その仲間と言うのは、他でもない、英国君主のエリザベス女王だ。
今回新たにお披露目となったエリザベス女王のろう人形は、大きなボタンが特徴のピンクのスーツを着ている。英国王室のメンバーを模したろう人形はこれまでも製造されており、ブラックプールの館にも、2012年に作られた女王のろう人形が置かれていた。
フレッシュな真新しいろう人形のお披露目には、なんと馬車が用意された。館のスタッフは女王の人形を馬車に乗せ、本物の人間の従者も同乗させると、街中を周る単独パレードを開催したのである。
同館のゼネラルマネージャーであるスチュアート・ジャーマンは、パレードについて、こうコメントしている。
「女王の新しい人形をお迎えすることができ、とても興奮しています。女王の人形は当館でも一番人気で、お子様からお年寄りまで、多くの人たちを魅了してきました」
「新しい人形を迎えるにあたり、こんなにも盛大なセレモニーを行ったことは今までに一度もありません。しかし、盛大なお迎えをするならば、それはもう女王以外にはいないだろうということになったのです」
パレード終え無事に館へと“納品”された女王は今、愛するコーギーの人形と共に、赤いじゅうたんの部屋に飾られている。
MTV NEWS