12月11日に開催された「第4回中田周三杯飛び込み競技大会」で、選手として“電撃復帰”した元飛込日本代表選手の馬淵優佳(26)。公式サイトやインスタグラムでも告知されていなかったため、驚きの声が広がっている。
’17年5月に競泳・東京五輪代表の瀬戸大也選手(27)と結婚し、同年8月に出場した競技大会を最後に引退した馬淵。しかし、4年以上のブランクを感じさせないほどの安定した演技を披露したという。12日掲載のスポーツ報知によれば、女子3メートル板飛び込みに出場した馬淵は245.55点をマーク。14選手中、4位に入ったというのだ。
昨年9月に夫の不倫が報じられて以降、エッセイストやコメンテーター、タレントとして活躍の場を広げてきた馬淵。その努力ぶりは、家族を思う気持ちが原動力になっていたという。
「スポンサーも離れ、年内活動停止処分を下されてしまった瀬戸さんを、優佳さんは見限ることはしませんでした。精神的に辛い気持ちを抱えながらも、夫のサポートや幼い子供の育児に励んでいました。それのみならず、『家庭を守らなければ』とメディアに登場することで家計を支えてきたのです」(スポーツ紙記者)
結婚後は、料理の勉強をしてアスリートフードマイスターの資格を取得するなど献身的に瀬戸をサポートしてきた馬淵。瀬戸に女性問題が報じられた際は、夫婦連名で直筆の謝罪文を発表するなど常に寄り添ってきた。
「瀬戸選手は、今夏開催された東京五輪に無事出場することができました。ですがレース終了後のインタビューで『むかつく』とコメントするなど、受け答え方に批判が殺到したのです。それでも優佳さんは出演した情報番組で、『手を抜くなんてありえない』と元アスリートの立場から夫を庇うこともありました。その時点では、まだ“瀬戸大也の妻”というイメージが強かったでしょう」(テレビ局関係者)
だが最近ではTBS系日曜劇場『日本沈没―希望のひと―』で中国人通訳を演じ、女優にも挑戦した馬淵。単独活動が増えていくなかで競技選手としても復帰を果たし、徐々に“献身妻”のイメージから脱却しつつあるようだ。
そんなバイタリティ溢れる彼女に、ネット上ではエールが寄せられている。
《凄いわ。4年のブランクを感じさせない安定感か。トレーニングやってたのかね。この人は色々と才能があるんやな。この前は日本沈没で初女優。中国人の秘書役で堂々と女優デビューしてたよね。瀬戸大也も負けてられんな》
《一度きりの人生なんだから奥さんだってママだって主役になって活躍していいと思う! やりたいことバンバンやって下さい!》
《TVでも頑張ってるし、アスリートとしてまた復帰。すごいよ。応援してます。私も見習おう》
今年7月21日放送の『突然ですが占ってもいいですか?』(フジテレビ系)に出演した際、「今、やりたいなって思っていることがあって」「もう1回競技をやろうかな」とも明かしていた。人生の“主役”として、温めていた夢を叶えようとしているのかもしれない。