7月30日、競泳男子200m個人メドレーの決勝レースを最後に東京五輪に終止符を打った瀬戸大也選手(27)。今大会では3種目に出場したもののメダル獲得にはいたらず、彼の東京五輪は幕を閉じた。
大舞台での挑戦を終えた瀬戸選手だが、彼以上に妻・馬淵優佳さん(26)が世間での存在感を発揮しているのだ。
「瀬戸選手は昨年起こした女性問題によって、スポンサーから契約解除され活動停止処分にもなりました。それ以降、優佳さんがメディアへ登場する機会が増えたのです。現在はコラムニストやタレントとしても活動し、家計を支えているようです。そんな彼女にとって、夫が出場する五輪期間中は稼ぎ時でもあるでしょう」(テレビ局関係者)
五輪の開幕前から、情報番組やバラエティ番組への出演が相次いでいる優佳さん。瀬戸選手の全レースが終わった後も、8月1日に『サンデー・ジャポン』『アッコにおまかせ!』(TBS系)をハシゴで生出演。翌2日も『スッキリ』(日本テレビ系)に登場するといったアクティブぶりだ。
■テレビで語るほど逆風に……
ところが優佳さんの夫を擁護する言動が、「過剰すぎる」との指摘も上がっているという。
例えば1日の『サンデー・ジャポン』では「元アスリートとして言わせていただきます」と前置きし、「五輪に出られるっていうだけで本当にすごいことなんですよ」と称えた優佳さん。いっぽうで、「SNSで手を抜いているとか試合をなめているとか発言をしている方々がいたんですけど、競技に対する批判って絶対にしてはいけないこと」と主張。
続く『アッコにおまかせ!』でも、競技に対する批判が寄せられたことについて「夢の舞台で必死に頑張っている選手たちに批判をするのはちょっと違うんじゃないかなとすごい感じましたし、自分自身も憤りを感じました」と持論を展開した。
「瀬戸選手は五輪直前に、本命の男子400m個人メドレーについて『99%金メダルを獲れる』と奮い立っていました。ですが結果は、まさかの予選敗退に。そのことについて、『もう一回泳ぎたい。余力はあった』や『やっちゃった』『ミスりました』とコメント。
“余力を残す作戦”だったようですが、言葉選びの軽さに多くの応援者には本気度が伝わりませんでした。さらに200mバタフライの予選後には、『ネットでいろいろなことを言われてムカつきます』と公式にコメント。競技というよりも、彼自身の言動に対する批判が多かったように感じます」(スポーツ紙記者)
「競技に対する批判はNG」とキッパリ言い切った優佳さんだが、その主張を“逆効果”と指摘する声が寄せられている。
《メダル取れなくても、応援される人はされるし、メダル取っても批判される人もいる。結局は結果というより、人間性とか言動次第だと思う》
《いい歳して「むかつく」と発言するのは凄く大人げないこと。それに対して擁護に取れるコメントをするのは、かえって反発を招くかと》
《競技に関する批判はしても良いと思うけども。人間性や誹謗中傷はNGだろうけど。ただただ批判せず応援だけしろってのか?》
《選手は競技でしか答えを出せないから……こーゆーコトすると、逆効果になりかねないよね》
「優佳さんは元アスリートなだけに、選手目線での解説や分析を披露しています。奔放な発言で批判を浴びた瀬戸選手ですが、最終レースでは萩野公介選手(26)に救われた部分もありました。そのおかげで瀬戸選手への批判は沈静化しつつありましたが、優佳さんがテレビ番組で持論を語ることで、“フォローしすぎ”と思う人が登場し、却って夫婦のイメージダウンにつながっているような気がしてしまうのですが……」(前出・スポーツ紙記者)