「小室圭さんと眞子さんのアメリカ生活も2年目に入りましたが、宮内庁職員たちも夫妻の動きを注視し続けています。最近、よくささやかれているのは“小室さんはいつ弁護士として紹介されるのか”ということです」と、語るのは宮内庁関係者。
昨年10月、三度目の正直でニューヨーク州司法試験に合格した小室圭さん。その朗報を受け、加地隆治皇嗣職大夫は定例会見でこうコメントした。
「(秋篠宮ご夫妻は)小室氏が試験に合格されましたことを、お喜びであるというご様子とお見受けしています」
合格発表直後、ロイター通信は“1月11日に弁護士資格を取得予定”と報じていた。しかしNY在住の日本人ジャーナリストは次のように語る。
「報じられた取得予定日から3週間以上たちましたが、法律事務所『ローウェンスタイン・サンドラー(以下LS)』のHPでは、小室圭さんの肩書は“Law Clerk(法務助手)”のままなのです(※日本時間2月6日現在)。
3カ月前の合格により弁護士資格の取得は既定路線だったわけですから、なぜ“Associate(アソシエイト、事務所に雇用されている弁護士)”にならないのか、日系人たちの間でもいぶかしむ声が上がっているのです」
小室さんのロークラークとしての年俸は600万円ほどと報じられているが、LSの新人弁護士の年俸は、20万5千ドル(約2600万円)と、4倍以上にもなる。
ニューヨーク州弁護士のリッキー徳永さんによれば、「ロークラークが司法試験に合格した場合、勤務していた法律事務所でアソシエイトとして働き続けるのが自然です。合格したからといって急にほかの弁護士事務所に移籍するより、少なくとも数年は、職務実績のある事務所で働いたほうが有利だといえます」
■新人銀行員時代は残業を完全拒否
特にLSは小室さんが2度も司法試験に落ちても雇用し続けてくれた“恩人事務所”ともいえる。
「それにもかかわらず、すんなりとアソシエイトにならないのは、“LSと小室さんの間で条件闘争が起こっているのではないか”という法曹関係者もいます。報酬以外の待遇の条件で折り合いがついていない可能性もありますね」(前出・日本人ジャーナリスト)
NYの新人弁護士は激務をこなさなければいけないという。
「特に小室さんはLSでは金融・投資関連のセクションに所属しています。金融系の弁護士の業務は、法律に基づいた契約書作成などで、ビジネスの場における交渉力が必要とされるのです。また大きな案件や顧客をつかまないとなかなか出世できません。こうした弁護士は週末も休まずに仕事をしています。現実的に家族との時間を優先することが難しくなってしまうケースも多いのです」(前出・リッキー徳永さん)
だが、身を削って働く日々は自由を求めて渡米した小室夫妻が望んでいたものなのか。小室さんが「愛妻と過ごす時間を優先したい」と強く主張していたら……。
以前、小室さんは三菱東京UFJ銀行(当時)に勤めていた。同銀行のベテラン行員は、当時の小室さんの勤務態度についてこう証言している。
「小室さんは新人だったにもかかわらず、“絶対に定時で帰る男”として有名でした。繁忙期でも、同僚が残業中でも、まったく気にしないで帰るのです。
残業をしない理由を聞いても、『英語のレッスンがあるので』と言うばかり。さすがに上司が、『君がやらない仕事は、ほかの誰かがやることになるのだよ』と諭したそうですが、『そうなんですか、お疲れさまです!』と、そのまま退勤して、周囲を驚かせたのです」
LSとの“条件バトル”についてNYの法曹関係者はこう語る。
「小室さんは“日本の元プリンセスの夫”という立場を自覚していますからね。 それを盾にして、NYの弁護士としてはかなり“非常識”ですが、『残業はしない』『休日勤務はしない』『過度なノルマには応じない』などといった破格待遇を求めている可能性はあると思います」
リッキー徳永さんによれば、それはかなり珍しいケースだという。
「一般的にいえば、法律事務所での弁護士の勤務時間はかなり長くなってしまいます。ただ“休日は働かない”という条件は、事務所の判断によっては可能かもしれません」
小室夫妻が目指している“理想の生活”とは? はたして秋篠宮ご夫妻や宮内庁関係者らが安心できる日は訪れるのだろうか。