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皇室屈指のご公務数で、多忙な日々を過ごされている佳子さま。昨年はコロナ禍でも、北海道や鳥取県、栃木県など6回の地方ご訪問に臨まれ、活動の幅を広げられている。
「世の中の動きと同様に、皇室も“ポストコロナ”の体制に移りつつあります。注目されているのは、佳子さまの海外ご公務です。2019年9月にオーストリアとハンガリーを訪問されてから、海外ご公務の機会はありませんでした。しかし8月後半以降に、佳子さまがペルーを訪問される可能性が高まっているのです」(皇室ジャーナリスト)
今年、日本とペルーは外交関係を樹立して150周年を迎え、現地では多数の祝賀行事が企画されている。
「8月21日にはペルー外務省での記念行事、同時期に首都・リマの国立劇場などでの文化行事、日系移民関連のイベントが予定されています。150周年という節目に、各国の日系移民に心を寄せてこられた皇族にご出席いただきたいと、ペルー国内でも機運が高まっているのです」(外務省関係者)
秋篠宮家は中南米地域に移住した日系人社会と長年交流されてきた。結婚によって皇室を離れる以前は、眞子さんがブラジルやペルー、ボリビアなどの国々との国際親善を担っていた。前出の皇室ジャーナリストはこう続ける。
「皇室の国際親善では、各宮家や皇族方に“担当”の国や地域があります。眞子さんは“中南米担当”として、現地をたびたび訪問したり、日本で開かれる交流行事に臨んでいました。3月下旬に佳子さまが外務省主催の中南米諸国との交流行事に出席されたことで、佳子さまが眞子さんから中南米担当を引き継がれたとみられています」
日本とペルーの間には直行便はなく、米国を経由することが多い。つまり、姉妹が再会する機会にもなりえるという。
「東京からリマまでは、テキサス州のヒューストンにあるジョージ・ブッシュ・インターコンチネンタル空港経由が最短ルートとされています。
2019年7月に眞子さんが日本人移住120周年を機にペルーを訪問した際も同地を経由しており、前例にならって旅程が組まれることになるでしょう。その経由地で、お2人がひそかに会うことも可能なのです」
■眉なしで外出する姉の“緩み”に…
結婚した眞子さんが秋篠宮家を離れる際に、姉妹で交わした抱擁は“アナ雪のよう”と話題となった。しかし、佳子さまとしては姉に会いたい一心ばかりではなく、苦言も呈したいとお考えのようなのだ。
「4月6日発売の『週刊新潮』が、3月に小室さんと、ぶかぶかのデニムにダウンジャケットという姿でNYの街を歩く眞子さんの写真を掲載しています。
マスクをしているものの、眉やアイラインも引かず、“皇族時代では考えられない姿だ”と嘆く関係者もいたほどで、装いや所作に徹底した美意識をお持ちの佳子さまにとっては、容認しがたいことでしょう」(宮内庁関係者)
ファッション評論家の石原裕子さんは、『週刊新潮』が報じた眞子さんの写真について「気の緩みを感じました」という。
「眉の描き方ひとつで人相や印象が変わってしまうため、女性にとって眉はとても大切な部分です。見え方を気にする方ならば、眉も引かずに外出されることには抵抗感があるでしょう。
一般人となったとはいえ、眞子さんがいまでも注目されていることは変わりません。近隣への外出であっても、もう少し元内親王としてのお立場を意識していただきたいと思いました」
佳子さまが再会を望まれる理由の1つが、元皇族としての自覚や品格を失いつつある姉への“ダメ出し”ということなのか。姉妹にとって、熱い夏が待っている――。