楽天にのしかかる「借金2兆5000億円」モバイル契約者大量流出で「子会社上場」でも返しきれない可能性
「最初は大盤振る舞いしないといけなかったが、これからは適正な売り上げをあげていくため、大きな舵を切った。今後も一定の離脱があるかもしれないが、収益の改善がおこなわれていくと思っている」
「楽天モバイルは2020年4月の本格参入以降、基地局建設などの負担で赤字が拡大する一方、回線数は増え続けていました。ところが、最大の売りにしてきた『0円プラン』がなくなり、他社への流出が増えたとみられます。楽天モバイルの0円プランは8月まで、さらにポイント還元による実質0円は10月まで継続されるため、11月までは契約数が減少し続けることが予想されます」(ITライター)
「最大の懸念は、グループ全体の財務にあります。2022年6月期の社債および借入金は約2兆5370億円。楽天グループが、楽天銀行と楽天証券の上場を狙うのは、苦境にあるモバイル事業の赤字を埋め、設備投資を続けるための資金を確保する目的があると見られています。『親子上場』が疑問視される風潮の中で、あえて楽天銀行を上場させるのは、資金繰りが苦しいことの裏返しといえます」(同)
《楽天Gとして有利子負債が莫大だからその穴埋めが目的に見えます》
《止まらないモバイルの赤字をなんとか小手先で辻褄合わせしても構造改革にはならないと思いますが》