6月16日、大ヒット推理小説「ガリレオ」シリーズの映画化第3弾『沈黙のパレード』(9月16日公開)の主題歌を、ボーカル・柴咲コウ(40)、プロデュース兼作詞作曲・福山雅治(53)の音楽ユニット「KOH+」が手掛けることが発表された。
柴咲が出演した「ガリレオ」シリーズでは、すべて2人のユニットが主題歌を手がけてきており、『沈黙のパレード』では福山書き下ろしの新曲『ヒトツボシ』が主題歌になるという。
映画本編で、福山はもちろん主人公・湯川学役で出演。
また、2021年7月にドラマ版『ガリレオ』(フジテレビ系)の計2シーズンと、映画第1作『容疑者Xの献身』で湯川と行動をともにしていた刑事・内海薫役に、柴咲が復帰することが発表されると、同シリーズのファンからは歓喜の声が上がっていた。
本誌も2021年7月、東京都内のファミリーレストランを貸し切られておこなわれた『沈黙のパレード』の撮影現場で、柴咲と福山が共演している姿を目撃している。
ファンにとっては嬉しい柴咲の“完全復活”だが、当の柴咲自身は社長業に苦戦中のようだ。2022年5月17日発売の「女性自身」で、柴咲自身が社長を務める会社「レトロワグラース(レトロワ社)」が、2021年末の決算で1億6718万円の赤字だった、と報じられている。
「2016年に設立したレトロワ社は当初、楽曲の知的財産管理やファンクラブ運営、アパレル事業などをおこなっていました。さらに、2020年に柴咲さんが大手芸能事務所から退所したあとは、彼女の所属事務所にもなりました。
しかし、当初から経営状態への不安は指摘されていました。2021年7月には『FRIDAY』にも、2019年末の決算で約6800万円の赤字と報じられており、この5年の累積赤字は4億円以上とされています」(芸能記者)
レトロワ社への“赤字報道”に比例するかのように、最近の柴咲はドラマ、映画の出演を増やしている。
ドラマでは6月17日に最終回を迎える『インビジブル』(TBS系)に出演中。2017年のNHK大河ドラマ『おんな城主 直虎』での主演以降、出演が減っていた連続ドラマも、2020年のNHK連続テレビ小説『エール』、2020年末の『35歳の少女』(日本テレビ系)と、精力的に出演するようになった。
映画も今回の『沈黙のパレード』をはじめ、『ホリック xxxHOLiC』(4月29日公開)、『月の満ち欠け』(今冬公開予定)と、2022年は3作が控えている状態だ。
しかし、一方で失った仕事もある。2021年3月から小栗旬(39)と出演していた、サントリー『ザ・プレミアム・モルツ』のCMに、柴咲だけが登場しなくなったのだ。
「ブランドサイトで公開されているCM動画では、同時期から放映されていた小栗さんのCMは観られますが、柴咲さんのCMはすべて削除されています。契約満了ということでしょう」(前出・芸能記者)
放送中の『インビジブル』では鮮やかな“金”色の髪を見せて好演している柴咲だが、もうひとつの“金”事情の真相はいかに。
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