「小池さんには、この先も大きな見せ場が待っています。後鳥羽上皇が北条義時を討つべく挙兵し、承久の乱が起こり、“朝敵”となり動揺する御家人たちを諫めるため、政子は『最期の詞』という大演説をうちます。いったいどう演じるのか、期待大ですよ」(ドラマウォッチャー)
「会社経営者の娘として生まれた“ご令嬢”です。グラビアに強い事務所、イエローキャブの野田義治社長に見初められ、1997年に本格的にデビューしました。女優志望だったので、当初は水着がNGだったのですが、グラビアで大ブレイク。計11冊もの写真集を発売しました」(芸能記者)
「そのころから独特の色気がありましたよ。一度会ったスタッフやカメラマンの顔をしっかり覚えて挨拶してくれるので、売れると思いましたね」
「女優としても大成できたのは、女性からの支持を得られたからでしょう。女子校育ちで、同性に嫌われない術を知っています。健康番組で『便秘体質なんです』と赤裸々に語り、同性から共感を呼びました」(芸能評論家)
「極悪犯に恋をして獄中結婚をするという突飛な役なのですが、女のつらさや情念を小池さんは鬼気迫る表情で、見事に演じていました。表情と内面が違う、何をするかわからないサイコパスな役がぴったりなんですよね。以後、一癖も二癖もある“ヨゴレ役”で存在感を放っています」
「過去に男性問題がいろいろとあったにもかかわらず、自分が傷つけた男と暮らす女性の役だったので、女優さんからしてみたら出演すると損なんです(笑)。でも小池さんは『私はこの人の気持ちがわかりますし、好きですよ。監督、まかせてください』と快諾してくれました。どんな監督、俳優さん相手でも、言われたことをやってのける信頼感と安心感がありますよね」
「絵になる女優さんですから、彼女が出てくれると聞いて、安心しました。じつは怖くて、いまだに『鎌倉殿』が見られないんですよ。そっちの小池さんのほうが素敵だったら、嫉妬しちゃうじゃないですか(笑)。今後は、サスペンスドラマによく出てくる“謎な女”役をお願いしたいです」
「今年のCM契約数は10社ほど。テレビの出演料なども含めると、推定5億円以上の収入です」(広告代理店関係者)
「彼女は、今年の『紅白歌合戦』の司会をどうしてもやりたかったんです。白組の司会には『鎌倉殿』で頼朝役を演じた大泉洋さんが選ばれましたし、大泉さんも『紅組司会者には栄子ちゃんを推薦するからね』なんて軽口を叩いていたそうなんです。脚本家の三谷幸喜さんからも『今年の大晦日はスケジュール空けといたほうがいいよ』と言われていたらしく……。まわりが囃し立てるから、本気で信じていたみたい。冗談ですが『受信料払わなくていいかな?』とまで言っていたので、かなり悔しかったのでしょう」(テレビ局関係者)