9月25日、さいたまスーパーアリーナで開かれた格闘技イベント「超（スーパー）RIZIN」。メインイベントのフロイド・メイウェザーと朝倉未来（みくる）の一戦は、2回TKOでメイウェザーの勝利に終わった。しかし現在、試合以上に話題になっているのが、花束贈呈で「ごぼうの党」奥野卓志代表が、メイウェザーに渡すはずの花束をリングに投げ捨てた行為だ。
イベント直前、袴姿で現れた奥野代表だったが、メイウェザーの目の前で、いきなり花束を投げ捨てた。メイウェザーは何事もなかったように花束を拾い上げたが、奥野氏の振る舞いには批判が殺到している。
《今まで、花束贈呈はいろいろ見ましたがここまで酷いのは初めてです。半端なく恥ずかしい行為です。》
《こんな恥ずかしいことやっちゃうんだ。。。子供すぎやしませんか。小さすぎやしませんか》
朝倉の実弟である朝倉海（かい）も、Twitterで《花束捨てたのはやめてほしかった、、》と指摘。プロボクサーで世界3階級を制覇した井上尚弥は同じくTwitterで、 《エキシどうこうではなく 捨てられた花束を拾ったメイウェザーがカッコよ過ぎた…。俺なら確実に拾わん。。メイウェザーに謝罪したい気持ちになったのは俺だけじゃないはず、、》 と苦言を呈した。
「ごぼうの党は、若者のための政治をおこなうとして、2022年6月に設立された政治団体です。俳優の山田孝之や山下智久、三浦翔平、ONE OK ROCKのTaka、田村淳、ヒカルなど、多くの著名人がごぼうに関する内容を投稿したことから賛同者として伝えられるなど、7月の参院選では多少の話題を呼んでいました。しかし今回の騒動で、そうした著名人たちにまで、『こんな党を支持するとは、人間性を疑う』と飛び火している始末です。
当の奥野氏は、『東スポweb』の取材に《非礼には非礼、無礼には無礼でやっただけ》《炎上するなというのは、やる前から分かっていた。それでもごぼうの党を知ってくれたらいいなという気持ちでやっている》などと語っており、まったく悪びれていない様子です。試合に出た朝倉未来選手は、ごぼうの党の“スポーツアドバイザー”として顧問を務めているといいますが、今回の騒動をどう受け止めているのでしょうか。ネット上では、朝倉選手の対応にも注目が集まっています」（芸能記者）
朝倉は、試合後はTwitterで《完敗でした たくさんの応援ありがとうございました》《ボクシングも、総合格闘技もどちらも素晴らしい競技です いつかキックボクシングもやってみたい まずは強くなった姿で総合格闘技復帰します》と報告。YouTubeでの動画も、試合の振り返りがメインで、花束騒動については触れていない。
試合内容やその結果よりも、“花束問題”に話題が集まってしまっている状況に、朝倉は何を思うのか。
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