レジオネラ菌3700倍の老舗旅館・前社長が遺書を残し死亡 集まる悲しみ
「『大丸別荘』は、1865年創業の、昭和天皇が宿泊されたこともある由緒ある旅館です。しかし2022年、大浴場の湯から基準値の約3700倍となるレジオネラ属菌が検出されたうえ、保健所に虚偽の説明をしていたことが2023年2月下旬に発覚。塩素の投入や清掃を怠り、大浴場の湯を年2回しか入れ替えていないことが報じられました」(事件担当記者)
「山田前社長は、湯の入れ替えをしなかったのは自分の指示だとしたうえで、『レジオネラ菌がたいした菌じゃないという先入観があった』『塩素の臭いが自分の体質に合わずに嫌いだった』と、理由を説明しました。あまりに常識外れの衛生感覚に、多くの批判の声が寄せられました。これを受けて山田前社長は2日、社長を辞任しすると発表しました」
《残された人が、もっと苦労する。自分が死ねば解決、なんて理屈は通らない。》
《生きてきちんと大丸別荘を立て直して欲しかったです》
《故人を責めてはいけないと思うけど、これは間違った選択》