性加害報道の榊英雄監督、以前から囁かれていた “悪評”…「わいせつLINE」のアイコンは自身の娘
《この度は、映画「蜜月」の公開が控えているこのタイミングで、私の過去の個人的なことが記事になり、映画を創るために東奔西走してくださったプロデューサー陣やスタッフ、キャストの皆さま及び関係者の皆さま、そして何よりこの映画の公開を楽しみに待っていてくださる観客の皆さまに、多大なるご迷惑とご心配、不快な思いをさせてしまったことを、心よりお詫び申し上げます》
《また、今回の記事上で、事実の是非に関わらず渦中の人とされてしまった相手の方々にも、大変申し訳なく思っております》
“事実の是非に関わらず” と報道の一部を否定しているように見えるが、2016年6月、本誌はとある芸能事務所の社長から、LINEのスクリーンショットを入手していた。『文春オンライン』でも、榊監督から被害女性への生々しいLINEが公開されているが、ここにも下着を着用しないことや、セックストイを使う行為を要求する文言が並んでいる。
「事務所に所属していた20代前半の若手女優の何人かが、榊さんのワークショップに参加すると決まって、ふさぎ込むようになりました。事情を聞くと、榊さんから居酒屋に誘われて食事をしたところ、帰り際に危うくレイプされそうになったというのです」
「LINEの相手である若手女優は、当時、榊さんが撮っていた深夜枠のテレビドラマ(『侠飯~おとこめし~』)への出演をチラつかされていたそうです。もちろん、榊さんに対して恋愛感情などなく、すべてはキャスティングのためです。
「下積み時代が長い榊さんは、若手俳優にとって一つのロールモデル。榊さんも、積極的に無名の俳優にチャンスを与えたいと日頃から話していた。それが毎月のように開かれるワークショップだったわけです。
「榊監督の現場では、その日の撮影が終わると、演技指導するからと女優だけを連れて帰ることが多いそうです。スタッフも気を利かせるのか、その場合は打ち合わせも入れないのだとか……。赤坂にある榊監督の事務所に女優を送るスタッフもいたと言います」
「スタッフも薄々、気付いていたようですが、榊監督の仕事にぶら下がっている立場です。疑問があっても口には出せなかったのでしょう」
「榊監督は4月公開予定だった『ハザードランプ』(安田顕、山田裕貴ダブル主演)も監督しているが、おそらく監督交代か、製作中止になるはずです。まだ未発表の作品もあるので、続々と公開中止、製作中止が報じられるはずです。身から出た錆とはいえ、榊監督の活動再開は困難でしょう」