「レジ袋は2枚でいいよね?」
「うん」
都内のスーパーで、仲睦まじく買い物をする2人の男女。小雨降るなか相合傘で帰宅するその姿は、年の差カップルか、はたまた親子か。少なくとも、わずか1時間前まで “監督” と “女優” という立場で、壇上に立っていたとは誰も気がつかないはずだーー。
2月19日、映画『さがす』のトークイベントに登場したのは、同映画の監督を務めた片山慎三監督(41)と、出演者の森田望智(25)。森田は、2019年に世界配信されたネットフリックスのオリジナルドラマ『全裸監督』のヒロインに抜擢され一躍注目された、最旬女優だ。
「黒木香さんの役を妖艶に演じました。『おかえりモネ』で朝ドラデビューを果たし、現在はドラマ『妻、小学生になる。』(TBS系)にも出演中です」(スポーツ紙記者)
映画評論家の前田有一氏も太鼓判を押す。
「日本の女優には珍しく、頭を使って考えるタイプです。幼いころに習っていたというクラシックバレエの影響か、所作がどれも美しい。映画監督は喉から手が出るほど欲しい女優さんの一人です」
一方の片山監督は、“鬼才” として名が知られ、『全裸監督』では、助監督を務めた。
「『パラサイト 半地下の家族』で知られるポン・ジュノ監督の作品で日本人唯一の助監督を務めてきました。自費で製作した映画『岬の兄妹』で多くの賞を受賞するなど、新進気鋭です」(映画ライター)
登壇を終えた “監督” と “女優” は、会場を出て別々に帰路へとついた。森田は帰宅すると傘を取り、すぐさま小走りにスーパーへ。そこで待っていたのは、つい先ほどまで “共演” していた片山監督だ。
そして冒頭のシーンの後、2人は森田の自宅へと消えた。ぎりぎりまで一緒にいたいのか、2人が再び姿を見せたのは、翌日の昼。わずか数分時間をずらし、それぞれの仕事現場へと向かった。
「『全裸監督』の撮影期間中、森田さんは片山監督から猛アタックを受けたらしいですよ」
と語るのは2人に近しい芸能関係者だ。
「根負けした森田さんが数回のデートに応じ、おつき合いをはじめたそうです。でも森田さんは監督をなかなか家には入れてあげなかったそうです。しかも、監督の友人がいる場に連れて行かれそうになると、森田さんはかたくなに嫌がる(笑)。監督は結婚願望があるそうですが、実現するかどうか微妙です」
しかし、今回の “お泊まり” は森田の家。「『さがす』はプロデューサーがたまたま森田さんをキャスティングしただけで、森田さんが彼氏に “営業した” というわけではない」(同前)ということは、つれない森田も、打算抜きに心を動かされつつあるに違いない。
森田の所属事務所に片山監督との交際について確認したが、「プライベートなことは本人に任せています」と回答した。片山監督にも尋ねたが、期日までに回答がなかった。
私生活でも監督から “演技指導” を受け、女優として演技に磨きがかかる。まさに “リアル全裸監督” なこの関係、ナイスですね!
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