英・プレミアリーグのリバプールが、レアル・ソシエダードの久保建英の獲得に動き出すと、英メディア『TEAMATLK』とスペインメディアの『Fichajes.net』が伝えている。
「リバプールには、久保と同じ右ウイングにエースのモハメド・サラーがいます。
2023-2024シーズンも27試合に出場し、17ゴール、9アシストと相変わらず攻撃の中心として活躍。もちろん、代えのきかない選手なんですが、2025年に契約が満了することから、長くチームにとどまることはないと見られています。
それに31歳ですので、サラー自身も、引退前にもうひと稼ぎしたいところ。実際に2023年夏の移籍市場では、サウジアラビア1部のアル・イテハドから1億5000万ポンド(約287億円)のオファーを受けたと報じられています。もう一度、同じ条件なら移籍は成立するはず。
リバプールもサラーを売ることによって莫大なお金が入ってきます。もし、この移籍が成立したら、久保は獲得の第一候補になると見られています」(サッカーライター)
久保はここ数年の活躍で移籍市場の評価もうなぎ登り。移籍には6000万ユーロ(約100億円)が必要とされている。
「リバプールはビッグクラブですし、お金の心配はありません。また、もともと遠藤航の獲得には『大きな疑問符がつく』と懐疑的だったんですが、一戦ごとにサポーターの支持が高まり、いまでは中盤になくてはならない存在になった。その影響もあって、サポーターも日本人選手の獲得に乗り気なんです。それが久保なら尚更です」(同)
その一方、久保自身は「スペインに残りたい」と思っているのではないかとの声も。選択肢には、2022年まで契約していたレアル・マドリードも含まれているという。
22歳にして、日本サッカー史上もっとも高価な選手となった久保。今夏、どんな結論を出すのだろうか。
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