岸田首相のイライラ止まらない!「経済キーマン」スキャンダルに語気荒げ机たたき、酒量も増える悪循環
「最近、国会答弁の合間に頭を触る仕草が目立つんですよ」
「頭を抱えたくなる『悩みの種』はたしかに尽きないですが……それよりも頭髪が薄くなってきているのを気にしているのでしょう。国会中継中にネット上でも、それを指摘する声は上がっています。昨年10月の就任直後は、まだ頭頂部もかなり黒々としていたんですけどね」(同前)
「自民党は、今夏の参院選は “無風” で勝利できると踏んでいましたが、感染者数が高止まりで参院選の勝利も危うくなってきています」(同前)
「海外からの新規入国停止の水際対策をやっていたころは節目節目で会見を開き、“先手を打つ” アピールをしていましたが、その会見も1月4日以降は開いていません。かつて、菅義偉前首相がコロナ対策を河野太郎氏のワクチン接種推進にまかせきりにしていた状況に似てきました」
「オミクロン株には正直、手の打ちようがない。岸田さんはせめても、経済では存在感を示そうとして、肝煎りの『新しい資本主義』を前倒しして打ち出すつもりだった。なのに、キーパーソンである経済安全保障法制準備室長の藤井敏彦審議官がスキャンダルで更迭されたのは大打撃だよ」
「党内では安倍晋三元首相と高市早苗政調会長のコンビが、歴史問題や外交関係でなにかと強硬路線を求め、小泉純一郎氏ら元首相5人が連名で出した『原発反対』を求める書簡にも大反発。
「藤井審議官のスキャンダルを聞いた岸田首相は珍しく語気を荒らげ、机をたたいたそうだ」(前出・自民党中堅議員)。頭髪に影響が出るのも無理はないだろう。さらに、私生活でも不摂生という原因が……。
「もともと、菅さんに負けた2020年の自民党総裁選後から酒量が増えていました。10kg近く太った時期もあり、そのころから頭髪量の低下はうっすら感じました。酒に強い岸田さんですが、かつては故・望月義夫元議員が飲み仲間で、望月さんが酔い潰れればお開きだった。
「1日の新規感染者の数など、岸田首相もプロ野球選手と同様に数字に追われているところには共感しますね。一生懸命やっても数字に表われないときは、相当なストレスを抱えるんです。ケアをするなら、高価な商品より、自分に合った育毛剤を探すことをおすすめします」
「昔、孫正義さんがツイッターで『髪の毛が後退しているのではない。私が前進しているのである』ってつぶやいたんだけど、これ名言だよね。岸田首相もこんな状況で首相に就任して、結果として完全にハゲたとしても、それは首相として “前進” し切った証しだよ。コロナ禍では何をやっても文句を言われるし、ちゃんと評価されなかったりするけど、僕は応援しています」