2018年の平昌五輪で、ノルディックスキー・ジャンプ女子ノーマルヒルで銅メダリストとなった高梨沙羅(26)。2022年の北京五輪では、スーツの規定違反で1回めのジャンプが失格となり、涙に暮れた姿も記憶に新しい。
高梨の公式サイトを見ると、現在、クラレなど13社とスポンサー契約していると書かれているが、そのうちの1社が、セブン‐イレブンを展開するセブン&アイ・ホールディングスだ。
高梨は、2016年1月、セブン-イレブンのCM「高梨沙羅選手 応援」篇に登場。そのなかで「私、高梨沙羅はセブン‐イレブンで育ちました」「私のそばにはいつも、家族とセブン‐イレブンがいました」などと語っている。
CMで「高梨沙羅/実家セブン-イレブン」と表記されたことで、当時、これはCM用の設定なの? ホントの話なの? とファンの間で話題になった。結論からいうと、これはホントの話。
北海道有数の温泉街「層雲峡温泉」そばにある上川層雲峡店が高梨の実家だ。本誌が上川町役場に確認すると、「地元では知られた話です」と実家だと認める回答があった。
だが、この店がまもなく閉店になるという。2023年7月6日、Twitterにこんな投稿があった。
《上川層雲峡のセブンイレブン 閉店だって 高梨沙羅の実家だったよな》
北海道をバイクでツーリング中だというツイ主の投稿には、コンビニの外観と、入口のドアに貼られた「7月24日(月)13時をもって閉店いたします」との貼り紙の写真が添えられていた。
そこで、事実確認のため、同店に問い合わせてみると、店長が「閉店は事実です」と回答。閉店理由は教えてもらえなかったが、7月24日が最後の営業になるのは間違いないという。
上川町にはセブン-イレブンが2軒しかなく、地元ではかなり重宝されていた様子。そのため、上記ツイートのリプ欄には、
《うそ…!私が層雲峡に住んでホテルで働いてた時に出来た初めてのセブンイレブンが…!!!無くなる前にもう一回行きたいなぁ…》
《高梨沙羅さんが店長になったら 盛り上がるのに》
《いつもお世話になっていたからショックです》
などの声が寄せられていた。
セブン‐イレブンで育った高梨にとって、実家のコンビニ閉店は、寂しい出来事に違いない。
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