渦中の三浦瑠麗氏が「夫婦関係」「デート代論争」「浮気報道」を本誌に語った「夫より稼いでますから」
「深田さんのことは詳しく知らなかったのですが、この“デート代論争”は気になっていました。私はけっこう男性と2人で飲むんですが(笑)、自分で払いたいほうだから」
「深田さんは24歳ですから、ロマンティックなデートがしたいと思う世代ですよね。ですが、女の子のそんな思いをかなえてあげられるのは、同世代の男の子ではなく、経済的余裕がある年長の男性だというケースはよくあります。
「夜の仕事は経験程度だけど、なんか馴染めなかったんです。5回くらい通って、やめてしまいました。年上の男性に食事をご馳走になる機会もありました。でも、自分の力で得たのではないものに“価値”が生まれ、奢られてしまうことが、すごく息苦しかったんです。いきなり“資本主義社会”に放り込まれたようで……。
「夫は仕送りを受けていましたが、そんなに豊かな学生ではありませんでした。そのあと、彼は公務員(外務官僚)になったので、給料も高くありませんでした。彼に金銭的に完全依存したのは、博士論文の執筆と、妊娠・出産が重なった2年ほどだけです」
「それに近年では、私のほうが稼いでいますから(笑)。今でも、住宅ローンなどの基礎的な出費は折半ですが、全体としてみれば夫の負担は、半分以下ですね。もともと、仕事人間の夫に比べると、私のほうが趣味の幅が広いんです。ちょっと外食をしたり、園芸や家具、旅行などの“潤い系”の費用は、基本は私持ちです」
「私が払ったほうが、男性が自由になれる場合もあるでしょう。女性に対してつねに奢らなければ、という心理的負担を取り除いてあげたほうが、私だって楽だからです。
「浮気報道? いやいや。仕事関係の親しい友人ですよ。1日めは最初にカレー店に行ったのですが、そこは『折半しよう』ということになって割り勘でした。その翌日に訪れたと報じられたホテルのバーには、会食用のボトルを入れており、ここでは私が払っています。こっちが相談に乗ってもらったのですから、払うのは礼儀ですよね」
「私も、デートをするのは10代から20代までの特権だと思っていました。若いころは、結婚から先は、子育てくらいしか見えていませんでした。でも、私のまわりには40代や50代の独身やバツイチの格好いい女性で、デートを楽しんでいる方も多いですよ。
「“隷従”していないのは、『女性自身』の記事を見れば明らかじゃないですか(笑)。そういう印象を持たれるのは、私が優しいからでは……と、自分で言うと変ですが、毎日ではないけど、夫にお弁当を作ってあげていますし、オフィスのみんなにお菓子を買ってきたりとか、サービス精神があるタイプなんです。
取材&文・鈴木隆祐