1月19日、国際政治学者の三浦瑠麗氏と夫・清志氏の自宅、そして清志氏が代表を務める投資会社「トライベイキャピタル(以下、T社)」に、東京地検特捜部が家宅捜索に入った。
騒動は大きな話題を呼んだが、その影響は瑠麗氏にとって思いのほか大きかったようだ。
「T社は都内の投資会社に、将来的にも稼働する見込みのない太陽光発電事業へ10億円出資させたとして、詐欺容疑で刑事告訴されました。さらに清志氏は、この10億円を流用した業務上横領の疑いが持たれています。
瑠麗氏は20日、自身のシンクタンク『山猫総合研究所』のサイト上で、T社の経営には関与していないとコメントしましたが、Instagramの更新は1月17日、Twitterは23日で途絶えています」(週刊誌記者)
“辛口コメンテーター” として知られる瑠麗氏。だが、テレビ番組は『めざまし8』(フジテレビ系)も『朝まで生テレビ!』(テレビ朝日系)も、詳しい説明がないまま、出演が取りやめになっている。
忽然と姿を消した瑠麗氏――。彼女について、痛烈に批判したのは、同じく国際政治学者の舛添要一氏だ。
舛添氏は、本誌の取材に、「人と違うことさえ言えば話題になってメディアにも使われるから、まったく勉強しない。テレビ文化人としてもっとも悪いパターンですから、こういう人は一時的にもてはやされても捨てられます」としたうえで、「もう国際政治学者を名乗らないでほしい」と語っている。
本誌が騒動について取材すると、見えてきたのは、テレビの辛口ぶりからは想像もできない夫婦の関係だった。
「瑠麗さんは、いつも清志さんの言うことを鵜呑みにしているんです。旧統一教会問題で、瑠麗さんは高額献金についてYouTubeチャンネル『日経テレ東大学』で、『競馬でスッたのと同じ』と発言して批判を浴びました。これは、もともとは清志さんが言っていたことなんです。
瑠麗さんの《メガソーラー発電所を建設する上でもっとも需要があるのがゴルフ場です》という主張(2019年3月30日のツイート)もそう。清志さんは一時期、東北地方を中心に、ゴルフ場経営会社に太陽光発電設備の設置を持ちかけていましたから」(T社の元関係者)
2022年、家賃の高いタワーマンションの高層階に自宅を移しており、週末には軽井沢にある敷地面積1000坪の別荘に通う生活を送っていたという三浦夫婦。表の場に出られないのは、そんなセレブ生活を維持するうえでも “痛手” だろう。
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