現地時間で今月9日、現英国君主エリザベス2世の夫であるエディンバラ公爵フィリップ王配が、99歳で人生の幕を閉じた。葬儀は、今月17日にロンドン郊外にあるウィンザー城の聖ジョージ礼拝堂にて執り行われる予定で、昨年に英国の高位王族の地位から退くことを発表し現在はアメリカに住んでいるヘンリー王子も葬儀に参列するのだという。
しかし、ヘンリー王子の妻のメーガン妃は葬儀に参列しないことが現地メディアにより明かされている。その理由は、メーガン妃が現在ヘンリー王子との第二子を妊娠中であるからと、情報筋はE! Newsに対し次のように語っている。
「メーガン妃は、夫のために自分もイギリスに飛んでいけたらどんなにいいかと思っています。しかし、彼女は今赤ちゃんを妊娠しているので、アメリカを離れるべきではないと医師に言われたのです」「ヘンリー王子とイギリスに行けば、彼女は王室メンバーからの注目を一身に浴びることになります」「(暴露インタビューの直後で、)王室の面々とはまだギクシャクしたままですからね」
メーガン妃は昨年7月に流産を経験していることもあり、ヘンリー王子はなるべくメーガン妃にストレスをかけまいと、フィリップ殿下の葬儀に関しても一人で参加することを決意。無事にイギリスへと入国し、現在はウィンザーにあるホーム・パークのフロッグモア・コテージにて自主隔離期間に入っているという。
新型コロナウイルスのパンデミックにより、フィリップ殿下の葬儀には30人のみ参列することが許されている。バッキンガム宮殿の広報は、殿下の子供や孫たちが葬儀に参列することを明かしているが、そのほかのゲストや一般人が葬儀に参加したり宮殿の敷地内から葬儀の様子を見守るのは禁止される模様。しかし、葬儀の様子はテレビで全国放送される予定とのことで、多くの人がスクリーン越しに殿下へお別れの挨拶をすることとなる。
MTV NEWS