現地時間で4月9日、現英国君主エリザベス2世の夫であるエディンバラ公爵フィリップ王配が、99歳で人生の幕を閉じた。最愛の夫を亡くした女王の現在の様子について、夫妻の第三子であるアンドリュー王子が最新インタビューの中で語った。
現地時間で11日にウィンザー城のチャペルにて行われた礼拝を後にしたアンドリュー王子は、フィリップ殿下を亡くした現在の英国王室の内部の様子について、レポーターに対し次のように語った。
「我々はとても大きな存在を亡くしました。“国家の祖父”と言ってもいい人が死去したのです。母のことを思うととても胸が痛みます。きっと誰よりも悲しみに暮れていることでしょう」
「私なりに今の母の状態を言葉で表すとしたら、“今回の事を理解するためにじっくりと考え事をしている”という感じになります。父の死を、母は“人生の大きな部分を失ったような感覚”と表現していました。我々王室メンバーは――特に母と親しい人々は皆、なんとかして母を支えようと一致団結しています」
フィリップ殿下の訃報が伝えられて以来、女王と殿下の4人の子女やそれぞれの配偶者は次々とウィンザー城を訪れている。
MTV NEWS