世界的シンガー/実業家のリアーナが、今月4日にニューヨークにて行われた、アジア系へのヘイトクライムに抗議するデモ行進に参加。正体がばれないようにと、念入りな変装を施していたことがわかった。
リアーナはこの日、黒のレザーパンツに白のパーカー、その上に白黒のジャケットを羽織り、キャップにサングラス、そしてもちろんマスクと、一見しただけでは誰だかわからない格好でデモ行進に参加。そして手には、「Stop Asian Hate(アジア系へのヘイトを止めろ)」「Hate=Racism Against God(ヘイト=神の意志に反する差別主義的行為)」と書かれたメッセージボードを持っていた。
Rihanna joins the #StopAsianHate protest in NYC ❤️ || 🎥 teacuptina pic.twitter.com/SVqN5V27b7
— BET (@BET) April 5, 2021
デモに参加した様子は、リアーナのビューティーブランド「Fenty Beauty」のアシスタント、ティナ・トロンさんがビデオに収めている。また、インスタグラムのアカウント名を参加者に教えるリアーナの姿を撮影したビデオもティナさんのSNS上で公開されている。
Rihanna giving her Instagram handle to protesters at the #StopAsianHate march in NYC. pic.twitter.com/3g4uG7PPs3
— Rihanna News (@TeamOfRihanna) April 5, 2021
新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、現在アメリカではアジア系の人々に対する差別・暴力行為が横行している。カリフォルニア州立大学の「憎悪・過激主義研究センター」が最近発表したレポートによれば、アメリカの16の大都市では、2020年のヘイトクライムの全体の件数は7%減少したが、アジア系へのヘイトクライムの件数は149%増加したとされており、俳優のケン・チョンや人気グループのBTSなど、多くの著名人が差別行為に抗議する姿勢を見せている。
MTV NEWS