先月、米ロサンゼルスで秘書として働いていたモニーク・ムニョスさん(32)の乗るSUVに、k車が高速で突っ込み、ムニョスさんは命を落とした。この車を運転していたのが未成年だったため、名前は伏せられていたが、英Daily Mailによって流通会社「FJホールディングス」の社長ジェームズ・クーリの息子(17)であると明らかになった。
昨年の6月、クーリは息子に50万ドル(約5,440万円)は下らないという高級スポーツカーを誕生日プレゼントとして買い与えた。クーリとは既に離婚している母親のクリスティンと継父は、息子がその車を持つことに大反対したというが、本人は構わずドライブを強行。
報道によると、事故当日、2台の車が公道でレースをしていたとの目撃情報があった。息子の運転する車は、凄まじい速度でムニョスさんのSUVに衝突。ムニョスさんは潰れた車の中に閉じ込められた状態で息を引き取ったという。
ロサンゼルス警察の公式発表によると、過失運転致死の容疑で息子を逮捕したが、彼自身も重傷を負い入院中のため、身柄は拘束されていないという。父親は自身のインスタグラムで、「ムニョスさんの家族に、できる支援ならなんでもしたい」と謝罪を発表。起訴するか否かは地方検事に一任される。