「今回の不倫報道に江さんは『ありえない!』と憤っていて、愛ちゃんに台湾にすぐに戻ってきて弁解するよう求めたそうです。しかし、愛ちゃんは断固として拒否。そこで江さんが日本に行って直接愛ちゃんと話すことを提案したそうですが、それさえも愛ちゃんは断っているといいます。夫婦仲はもう修復できないほどもつれてしまっています」(夫妻の知人)
『女性セブン』3月18日号で報じられた福原愛(32)の不倫疑惑。夫で卓球選手の江宏傑(32)、長女(3)と長男(1)を台湾に残し、福原は今年1月に個人事務所を設立して1人で帰国。2月下旬、一流企業に勤める長身の男性と横浜中華街でデート。彼が持つソフトクリームを食べようと福原が背伸びをするほどの仲むつまじさ。同じホテルに1泊した翌日も、2人で買い物などを満喫していたという。
これに対し、福原は3月4日、直筆のコメントでこう釈明した。
《社会人の先輩として尊敬していた友人にアドバイスをいただく際に気分転換を兼ねて、外出いたしました。一緒の部屋に宿泊した事実はありません》
広告代理店関係者は言う。
「彼女はもともとほかのアスリートたちとの交流も少なく、ブレーンと呼べる人もいません。今回の男性は、そうしたアドバイスができる人なのかもしれません」
同じく4日に夫も不倫報道を「誤ったゴシップ」と全面否定。
《結婚して5年。とてもかわいい男の子と女の子がいます》
《これで、お互いの気持ちが消えるようなことはありません》
インスタには、体調不良のため台湾に呼び寄せた福原の母・千代さんの誕生日を子供たちと祝う写真までアップしていた。
■福原は何度も離婚を提案するも夫は無視…
しかし、同日発売の『週刊文春』では、福原が今年初め、日本で離婚届を書いたと報じている。実は夫妻の不仲は本誌にも伝わっていた。
「福原さんが'18年10月に引退する前から毎年『世界卓球』を放送するテレビ東京のスポーツ局では“福原夫妻の夫婦仲に亀裂が生じている”という情報がすでに流れていました」(前出・広告代理店関係者)
『週刊文春』では夫婦危機の原因は夫側のモラハラだと報じている。
「第1子妊娠中、1日7回吐くなどつわりで苦しむ福原さんに、江さんは『栄養がいかない!』と叱ったそうです。逆に食べられるようになったら『太るからやめろ』となじるように……。江さんの粗雑な言動によるストレスで、不正出血が続き、涙が止まらなくなったそうです」(スポーツ紙記者)
台湾のテレビ番組ではラブラブ夫婦を演じていた2人。だが、夫妻で行った歯科治療からの帰り道、「誘うような口の開け方をした」という理由で福原のことを「売女」と呼ぶなど、「モラハラ」はエスカレートしていったという。
「この1~2年、何度も福原さんは離婚を提案したそうですが、江さんは形ばかりの謝罪をしては同じことの繰り返しだったそうです」(前出・スポーツ紙記者)
前出・夫妻の知人は言う。
「今後、愛ちゃんは『もう台湾には戻らない』覚悟で、離婚の話し合いをしていくことになるでしょう。たとえ条件が不利なものになったとしても離婚の決意は固いようです」
台湾と日本では離婚時の取り決めで差異はあるのだろうか。国際結婚問題に詳しいデイライト法律事務所の本村安宏弁護士は言う。
■離婚裁判になれば親権喪失の可能性も…
「財産分与については、台湾と日本ではそんなに変わりません。結婚前に築いた財産はそれぞれのもの。結婚後に築いた財産は夫婦で分けることになります」
とはいえ、福原は離婚で収入をかなり失うことになりそうだ。
「福原さんの年収は現在、スポンサー料などで3千500万台湾ドル(約1億3千万円)といわれています。CMギャラは浅田真央さんと同じく女性アスリートとして最高峰の3千万~4千万円でした。
しかし今回の不倫報道で、スポンサー契約は間違いなく減ることになるでしょう。一方、江さんの年収は勤務する銀行の給与とスポンサー収入を合わせても1千万円ほどだといいます。台湾では夫婦でCMに出ていましたが、もう2人にオファーが来ることはないと思われます」(前出・広告代理店関係者)
夫妻は'16年、台南市に推定2億円のマンションを購入。これも財産分与の対象になる。福原は4年前に都内に自分名義の一戸建てを所有しており、こちらは約1億円だ。すでに台湾の自宅を手放す覚悟はできているのかもしれない。子供2人の親権はどうなるのか。
「台湾では単独親権と共同親権が並存しています。どちらにするかは夫婦によってそれぞれで、共同親権を選ぶ人もいます。しかし、台湾では儒教思想や家父長制の考えが根強く、男性優位なことが多い。
裁判になれば共同親権となるケースが多いようだが、離婚後の親権者の割合自体は統計上男性の方が多い。今回の不倫報道により、福原さんが親権を失う可能性も十分にあります」(本村弁護士)
今回の“不倫デート”は、年収1億3千万円を棒に振って、さらに子供2人の親権を失ってまでも絶対に離婚する覚悟の表れなのだろうか。
直筆メッセージで、「夫婦間で子供にとって何が一番なのか話し合っている」とつづっていた福原。どんな最終決断を下すのか――。
「女性自身」2021年3月23日・30日合併号 掲載