『少年ジャンプ』を小脇に抱え、テークアウトの飲み物を手に歩く1人の男性。12月中旬の16時、本誌記者が都内の繁華街の小路で目撃したのは田中圭(36)の姿だ。
主演ドラマ『先生を消す方程式。』(テレビ朝日系)が最終回を迎えたばかりの田中。この1年は、ほかにも『アンサング・シンデレラ』(フジテレビ系)、『キワドい2人-K2-』(TBS系)などの連続ドラマに出演し“超”多忙だった。
「’20年4月には主演ドラマ『らせんの迷宮~DNA科学捜査~』(テレビ東京系)も決まっていましたが、コロナで頓挫。田中さんのスケジュールがかなり先まで埋まっているため、延期の時期も未定のままです」(スポーツ紙記者)
年末は、’21年以降に放送・公開される作品の撮影スケジュールに追われる毎日のようだ。
「’21年も、いくつかの連続ドラマに出演が内定していると聞きました。映画などの撮影もあり、複数の作品に同時進行で入っていることも珍しくありません。制作側はスケジュールの争奪戦状態です」(テレビ局関係者)
目撃した日も、昼ごろまでは東京郊外で単発ドラマの撮影を行っていたのだという。しかし撮影帰りだというのに、田中が疲れている気配はゼロ。しかも入った先は雀荘だった!
「田中さんは大の麻雀好きですからねぇ。忙しいのに寝る時間を削ってやることもあるほどです」(芸能関係者)
この日も存分に打ったのだろう。雀荘から出てきたのは23時30分だった。滞在時間7時間半!
「その日だったら、翌日もドラマの撮影が入っていましたよ。確かに早い時間からのスケジュールではなかったですけど……」(前出・テレビ局関係者)
驚きの体力をもつ田中だが、過去のインタビューでも「仕事と家の往復が嫌」と話している。
「どんなに忙しくても仕事終わりはどこかに寄りたい派。彼なりのストレス発散法なのでは。今夏、飲んだ帰りにタクシーで寝落ちして警察に保護されたことを報じられて以来、飲み方には気をつけているようで、いまは雀荘が安らぎの場なんでしょう(笑)。麻雀以外にも、短時間でも友人を誘って食事をしたり、ひとりで買い物してから帰ることは多いようです」(前出・芸能関係者)
“直帰拒否”とは、家族は怒ってないのだろうか。
「2人の女の子のお父さんですが、誕生日やクリスマスなど、家族のイベントは大切にするそう。奥さんも奥さんでマイペースのようですよ。田中さんが自宅で台本を覚えているとき、奥さんがオンラインゲームで盛り上がっていて気になって、なかなか覚えられなかったと笑いながら話していましたから」(別のテレビ局関係者)
お互いの趣味を尊重することが夫婦円満の秘訣なのかもしれない。
「女性自身」2021年1月5日・12日合併号 掲載