理想の夫婦と呼ばれてきた2人だが(写真:アフロ)
家具や衣料品などを詰め込んだ段ボール箱が、次々と4トントラックに積み込まれていく……。
3月下旬、本誌は離婚騒動の渦中にある福原愛(32)が東京都内の一軒家から荷物を運び出し、退去する姿を目撃した。4月1日に『週刊文春』が、福原の“横浜デート”のお相手が既婚者であったことを報じる直前のことだった。
福原を知る卓球関係者は“極秘退去”について次のように語る。
「引っ越した自宅は、週刊誌で報じられた男性との2泊3日のデートで2日目に宿泊した場所。床面積は100平米ほどの2階建ての一軒家で、4~5年前に1億円ほどで購入していました。福原さんは『部屋はいくつもある』と不倫関係を否定していましたが、さすがに住みづらくなったのでしょう。ローンも完済前でしたが、今後仕事のオファーもほとんどないでしょうし、経済的にも厳しいのだと思います」
恋に仕事、そして自宅も失ってしまった福原。彼女を取り巻く状況は“厳しい”の一言に尽きるようだ。 台湾文化に詳しい、台湾ガイド・通訳手配センター社長の山崎肇さんはこう語る。
「台湾の新聞は“夫の江さんは2人の子供の親権を愛さんに渡す気がない”と、報じています。実際に台湾で親権を争った場合は男性が有利です。さらに未成年者は、父親の許可がないと、国外に連れ出すこともできません」
長女は3歳、長男は4月3日に2歳の誕生日を迎えたが、福原が台湾に戻ったという情報はない。
「台湾では“跡継ぎ”の男の子はとても大事にされます。愛さんが台湾に来て対面するのはともかく、子供たちを日本で育てるのは不可能なのです」
■夫はインスタに真っ黒な画像を…
福原に苦境を打開する道はあるのだろうか? 福原を知る卓球関係者は、彼女に“夫との復縁”を勧めたいという。
「日本に残っていてもCMやテレビ番組出演などの仕事は見込めません。もう台湾に帰るしかないと思います。愛さんは、江さんからモラハラを受けたことを主張しているようです。そんな夫に頭を下げるのは彼女にとってつらいことだと思いますが、元のサヤに収まることで、再び子供たちといっしょに暮らすことができますからね」
だが前出の山崎社長は、“復縁”という道も難しいと判断しているという。
「江さんが住んでいる台湾南部は保守的な考えが強い地域なので、“男のメンツ”も重要視されています。百歩譲って、江さんが愛さんの謝罪を受け入れたとしても、息子のメンツを丸つぶれにされた江さんのお母さんが許すとは思えません……」
妻のデートの相手が既婚者だったという報道を、夫はどう受け止めたのだろうか。
「報道後のインスタグラムに投稿された写真に、真っ暗な画像もあったことから、現地では『江の精神状態は大丈夫なのか』と、話題になりました。彼の所属事務所は“黒い画面は星空”と説明していますが……」(台湾在住の日本人ジャーナリスト)
福原にとって“希望の光”は残っているのか、それとも行く末は真っ暗なのか……。
「女性自身」2021年4月20日号 掲載