11月10日、20代女性との不倫が「文春オンライン」で報じられたゴールデンボンバーのベーシスト・歌広場淳(36)。今年9月にもボーカル・鬼龍院翔(37)に“10年二股交際”が報じられたばかりで、その余波は広がり続けている。
「鬼龍院さんは、妻とは別の女性と10年にわたって男女の関係を続けてきたとされています。一方、既婚者で2児の父でもある歌広場さんは、不倫相手の女性を妊娠させた上に中絶を迫るなど無責任ぶりが明るみになりました。歌広場さんは活動自粛を発表し、年末に予定されていたクリスマスライブも中止に。さすがに鬼龍院さんの時のように、エンターテインメント満載の罰ゲームでは済まなかったようです」(ワイドショーデスク)
同バンドは’04年にボーカルの鬼龍院とギターの喜矢武豊(36)を中心に結成。’07年にベースの歌広場、’09年にドラムの樽美酒研二(40)が加入し、ボーカル以外ほぼ“当て振り”でパフォーマンスをするヴィジュアル系エアーバンドとして日本の音楽シーンを席捲してきた。
「有名曲のパロディや自虐ネタを取り入れた楽曲、体当たり的なパフォーマンスで人気を博しました。デビュー当初は“イロモノ”や“一発屋”と呼ばれることもありましたが、’09年にリリースしたシングル曲『女々しくて』はオリコン週間カラオケランキングで51週連続1位を記録。また’12年~’15年まで連続4年で『NHK紅白歌合戦』に出場するなど着実に実績を積み上げ、’19年には音楽フェスでGLAY、LUNA SEAといった“本物”との共演も果たしました」(音楽関係者)
■「みんないい人だと思ってたのに」
人気の秘訣はユーモラスな楽曲やパフォーマンスだけでなく、ファンや周囲の人たちを大切にするメンバーたちの“誠実な人柄”にもあった。
「確かにテレビなどで見る彼らの言動からは、“チャラくておバカ”といった印象を持つ人も多いでしょう。その一方では、共演者には低姿勢で謙虚なことでも知られています。またブログなどでファンに向けて綴る言葉は、一言一言が丁寧。さらにネットオークションなどで高額取引されている入手困難な音源を無料配信するなど、“神対応”をしてきたのです。
“本当は真面目でファンの気持ちに寄り添ってくれる”と信頼されてきただけに、バンド内の相次ぐ女性問題はファンに対する“裏切り行為”と言っても過言ではないでしょう」(前出・音楽関係者)
実際、SNS上では「誠実なイメージを覆された」としてガッカリする声が広がっている。
《金爆ってみんないい人だと思ってたのになー。残念だ》
《ゴールデンボンバーって見た目チャラいけど根は真面目ですってのが売りだったのに見た目チャラくてクズですって最悪やん…》
《ゴールデンボンバーって、メンバーみんな真面目でいい人で。バカやってるのは表面だけで、ホントは仕事だけでなく私生活までしっかりしてる人達で。ファンじゃない人達にも自慢できるバンドだと思ってたんだよね。きりちゃんの時も信じられたし。だけど、崩れてきた。私の信じてたもの。音を立てて》
“いい人たち”というバンド全体のイメージが崩れたとなれば、今後の活動にも影響する可能性は大きいという。
「長年積み上げてきた“チャラいけど本当は真面目”といったイメージが崩れたとなれば、ファンに限らず彼らのパフォーマンスを見ても『笑えない』という人が出てくるでしょう。’19年末には紅白出場を逃したことから、アルバム『もう紅白に出してくれない』のリリースを発表し話題をさらったこともありました。ですがこれだけイメージダウンしてしまっては、今後、紅白だけでなく様々な音楽番組やイベントでも起用しづらくなることは必須。CMやタイアップなどでの起用も絶望的ではないでしょうか」(テレビ局関係者)
メンバー4人中、2人もの相次ぐ女性問題の代償は、あまりにも大きすぎたようだ。