1月17日、2ちゃんねる創設者のひろゆきが、自身のYouTubeチャンネルでライブ配信をおこなった。そこでは、15日に公開された宮迫博之プロデュースの焼き肉屋「牛宮城」の真相告白動画に対し、私見を述べる一幕があった。
ここ数カ月、「牛宮城」の開店準備に奔走してきた宮迫。YouTubeの動画ではたびたび資金難を訴えてきたが、15日公開の、オリエンタルラジオ中田敦彦らとのコラボ企画「winwinwiiin」の動画内で、新たな事実が発覚した。Part4で登場したのは、“黒幕” と言われる、ノーブルプロモーション代表取締役の若林和人氏だ。
若林氏によれば、牛宮城は宮迫単独で経営しているわけではなく、持ち株比率は若林氏が50%、宮迫が45%。先日は資金難から、コレクションしてきた高級時計を売ることを宣言していた宮迫だが、中田の追及により、実際は時計を売らずとも資金繰りが可能だと明らかになった。
中田が牛宮城の真相を次々と暴く姿を目にしたひろゆきは、「問題整理をしっかりしてる」と分析し、「中田さんは芸能人じゃなくても、会社員でも普通に出世するわ」と舌を巻く。
ひろゆきが注目したポイントは、他にもある。宮迫の車についてだ。
実は、「winwinwiiin」Part3で、宮迫は時計だけでなく、自身の愛車「BMW i8」を売る決断も下していた。極楽とんぼの山本圭壱が新MCとして加わったことで、新しいオープニングを撮影する話が持ち上がったのだ。
中田は「宮迫さんのi8を売却させてもらえないか。仮に半分以下の価値になったとしても、何百万、つまりオープニングにちょうどいい(撮影予算)額が取れる」と宮迫に提案。宮迫も苦悶の表情を見せながら「売りましょう」と話に乗った経緯がある。
しかし、Part4で牛宮城の実情を知った中田は、「車は売らなくていいです。車を売ったところで、誰もハッピーにならない。オープニングを撮るとしたら僕が出します」と宣言。結果的に、宮迫は時計も車も売らずにすんだ形となり、ネット上では中田に対して「カッコいい」との評価があふれた。
だが、ひろゆきは違う見方をしているようで、「あれ、カッコいいじゃなくて、優秀すぎる詐欺師だなと思ったんだよね」と断罪。
「要は、焼き肉屋が失敗したときはみんな没落するじゃん。没落に手助けしたオリエンタルラジオっていう泥船に乗ってしまう可能性があったから、『俺はオープニング費用を自分で出すから、お前らの泥船には乗らないぞ』っていうポジションを取ったのよ」と分析した。
続けて、「本来winwinwiiinは、中田さんが言い出した番組なんだよ? 中田さんがシンガポールに行ったから、(新MCの)山本さんが(入った)。新しいオープニング撮るって、本来、費用出すの誰っていったら、シンガポールに行った中田さんじゃん。
なぜか『俺出すわ』ってなったときに『カッコいい!』って……。中田さんの優秀っぷりが面白くて仕方ない」と皮肉げに語った。
多くの虚実と思惑が入り混じった「牛宮城」プロジェクト。無事3月オープンにこぎつけるのか、注目が集まっている。
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