「まだまだ先を見越して行動できないところがあるというか……どうしてもリアクションになってしまうところがあるんです」
「3歳と1歳の子どもがいるのですが、だいぶ一緒に遊べるようになってきて、めちゃくちゃかわいいんです」
「上は男の子なんですけど、一緒にサッカーをしたり、車が好きなので車のおもちゃで一緒に遊んだりしています。最近は幼稚園で習ってきた歌を歌ってくれたりするんです。
「もしかしたら男性はみんな、そう思っているのかもしれませんが、自分ではやっているつもりなんですよね。でも、ずっと育児をしている妻からしてみたら、それは当たり前のことで……」
「例えば、練習に行く前に、洗濯物をたたんだり、食器を洗って拭いたり、ゴミを捨てておくといった家事をするのも、それをやっておけば妻が助かるだろうなって思ってやっているところがある。でも、それはあくまで家事を手伝っているという感覚にすぎなくて。
「行動も一緒なんですよね。妻にこれをやってほしいと頼まれてから、自分は動くことが多くて。まだまだ自分から率先して動くことができていないんです」
「少なからずサッカーと私生活ってリンクしているところもあると思います。それに僕らは連戦を戦うこともありますけど、妻からしてみたら、終わりの見えない連戦を毎日戦っているようなものですからね。
(取材・文/原田大輔)