「あのときはまだ自分がプロデュースするコーヒーが発売するなんて決まっていませんでした。むしろ『いつかできたらいいな』と思っていたくらいです。そしてこんなにトントン進むなんて思ってもみませんでした」
「香りと味にギャップがあるものを選びました。僕の理想は、フルーティーな香りがして、飲んでみるとコーヒーらしい苦味があるもの。さらに味が単発ではなく、後味が変わってくるものが好きなんです。それに近いものを選びました。そのこだわりはあります。コーヒーにもいろいろな香り、味がありますが、僕の好みです」
「いろいろ考えてもらった中から選びましたが、家族会議もしました。他におしゃれなロゴもあったんです。さりげなくイニシャルになっていて、分かると『おー!』となるようなものもありました。それと最後まで悩みましたが、最も自分らしいグーポーズにしました。よくやりますからね。森脇(良太)ばりにやりますからね(笑)」
『SHUSAKU COFFEE』グッズは10月16日(月)22時に販売が終了する。西川に改めて、おすすめポイントを聞いた。
「豆もグッズもこだわっています。コーヒーは大人の飲み物だと思いますが、子どもでも作ることはできると思います。うちの子どもも手動で挽いているんですが、楽しいみたいで。大人だけでなく意外と子どもも楽しめるんです。今回の『SHUSAKU COFFEE BRUNO電動ミルコーヒーメーカー』でも、もちろん楽しめると思いますよ」
「僕と一緒にテイスティングするパーティーに参加できます。初の試みですよ」
「以前からコーヒーは好きでしたが、自動の機械で入れるだけでした。自分で入れるようになってからは、いろいろな失敗をしてきました。蒸らす時間をミスしたり。でも、それでも味が変わるんだということが発見だったり。面白いですね」
「コーヒーの輪が広がったんです。みんなでゴリゴリ豆を挽いたり、『この豆おいしかったから持ってきたよ』とか。『コーヒー部』みたいになっています」
(取材・文/菊地正典)