焼き菓子製造販売の軽井沢トルタ(長野市)は4月12日、県産のモモを使った「桃フローズン」を長野市の高田店で発売する。期間限定で2年前に販売したところ好評で、今年も企画。規格外で市場流通が難しいモモを使い、農家支援にもつなげる。今回は昨年の2倍に当たる2トンほどを仕入れ、8月上旬までの販売を予定する。
傷などがあるモモを中野市の農家から買い取り、味や風味を損なわないよう急速冷凍して保管。サイコロ大にカットし、シロップと一緒にミキサーでかき混ぜる。藤沢綾香店長は「モモ本来のおいしさを濃縮させた」とPRする。
県によると、農家の高齢化などで県内のモモ生産量は減少傾向。贈答用も多く規格が重視されるため他の果物と比べ廃棄される割合も高いという。
400ミリリットルのカップ入りで540円。
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