長野市内の企業などにこの春就職した新入社員らを対象とした「激励大会」が15日、市芸術館であった。長野商工会議所や長野公共職業安定所などでつくる実行委員会が主催。計41企業・団体の166人が参加し、新社会人として踏み出す決意を新たにした。
長野商議所の水野雅義会頭は、新型コロナ禍や物価高などが続いた「不確実な時代」に、学生として過ごした新入社員らに「固定観念にとらわれない皆さんの発想は、社会や企業にとって貴重だ」と激励。荻原健司市長は「目標や夢に向かう情熱を持って、自分らしさを忘れず活躍してほしい」と呼びかけた。
本久(長野市)に入社した竹元悠斗(しゅんと)さん(22)は「早く仕事を覚えて、一人前になりたい」。長野市役所に入庁した平林なつみさん(22)=坂城町出身=は「長野の魅力を知ってもらえるよう頑張りたい」と話していた。
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