富士見町の体験型観光施設「カゴメ野菜生活ファーム富士見」が今季の営業を始めた。AR(拡張現実)やVR(仮想現実)を生かした工場見学をはじめ、収穫体験のイベントや子ども向けの野菜栽培教室などを企画している。
施設内の工場見学ツアーでは、ARなどで野菜の収穫体験ができ、野菜ジュースの製造工程も学べる。年3回、施設に集まり、野菜を育てて収穫する子ども向けの「畑の教室」も昨年に続いて開催。この他、会員制で町内の農家と交流したり、農業を体験したりするプログラムも行う。
今月中旬、山梨県から訪れたパート従業員の北之園恭子さん(39)は「ジュースを詰める作業や梱包(こんぽう)など野菜ジュースができるまでの過程を見られて面白かった」と楽しんでいた。
広報副責任者中村春菜さんは「何度も足を運んで季節ごとの町の良さを感じ、野菜や農業に少しでも興味を持ってほしい」と話している。
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