伝統和傘「阿島傘」の産地で知られる喬木村は31日、阿島傘の素材でランプシェードを作る体験会を、たかぎ農村交流研修センターで開く。3年前から東京都内の県情報発信拠点「銀座NAGANO」で開催して好評だった。今度は地元を会場に参加を募り、村に親しんでもらう。申し込みは29日午後5時まで、電話やインターネット= https://logoform.jp/form/hwSi/523419 =で受け付ける。
体験会では竹製の骨組みに飯田市下久堅地区の伝統和紙「ひさかた和紙」を張ってランプシェードのかさを作り、好みの色で照らせるようにLEDライトを着色する。保護者同伴なら小学校低学年でも作れるという。24日に初回を開き、村内外から計6組が参加した。
過去の都内での参加者には体験会がきっかけで阿島傘に関心を持ち、地域おこし協力隊になった人もいて、村の魅力を知る機会を提供する狙いもある。村企画財政課の宇野伸吾さん(33)は「春休みの思い出に子ども連れで体験するのもいい」と話している。
体験会は午前9時、午後1時の2回。参加費は制作1個につき3千円。定員は各回6人ほど(同伴者を除く)。申し込み、問い合わせは村企画財政課(電話0265・33・5129)へ。
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