長野市文化芸術祭は18日から2日間の日程で、市芸術館で始まった。市と市文化芸術協議会の主催で、協議会に所属する19団体と特別出演の7団体が参加。初日は12団体が舞台に立ち、三味線の合奏や演舞などでステージを彩った。
芸術祭は1965(昭和40)年に始まり、本年度で60回目。節目を記念し、日本画や洋画、書などが並ぶ展示部門を26日まで同芸術館で開いている。
日本舞踊の会「藤勢津(とうせつ)会」の市城東小6年のブロムフィールド来愛(くれあ)さん(11)と市徳間小5年の飯島舞さん(10)の2人は、長唄に合わせて華麗な舞を披露。ブロムフィールドさんは「緊張したけれど一緒に楽しく踊れた」。飯島さんは「手の動きをしなやかにできた」と笑顔だった。
最前列で鑑賞した会社員の岸田孝夫さん(66)=長野市吉田=は「子どもたちが上手に一生懸命踊る姿に元気がもらえる」と話していた。
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