「信州岩波講座」実行委員会は17日、須坂市で総会を開き、26回目となる本年度の実施計画を決めた。「世界の民主主義」と「日本の危機・役割」をテーマの柱に据え、市メセナホールで8~9月に計3回の講座を開く。
初回の8月24日は、元NHKのニュースキャスターでジャーナリストの国谷裕子さんと、東京大社会科学研究所教授で政治学者の宇野重規さんが講演。9月7日は評論家の荻上チキさんと、一般社団法人「NO YOUTH NO JAPAN」代表の能條桃子さん、同14日はペシャワール会会長の村上優さん、報道カメラマンの谷津賢二さんがそれぞれ登壇する。
市内高校の生徒有志らの運営委員会などが企画する高校生編は12月5日に開き、ライターで漫画研究者のトミヤマユキコさんを招く。市内3校の高校生が授業の一環で聴講を予定している。
講座は須坂市、岩波書店、信濃毎日新聞社、NPO法人ふおらむ集団999などでつくる実行委員会が主催。聴講券は6月中旬に発売する予定。
外部リンク