第26回長野マラソン(日本オリンピック委員会、日本陸連、長野県、長野市、信濃毎日新聞社主催、NHK共催)は21日、長野市の長野運動公園から長野オリンピックスタジアムまでの42・195キロで行われた。8925人(男子7725人、女子1200人)が出走し、男子は下伊那郡松川町出身の矢野圭吾(Kao・佐久長聖高―日体大出)が2時間15分52秒で初優勝した。(記録は速報)
午前8時30分のスタート時は気温17度、湿度50%。五輪金メダリストの高橋尚子さんからエールを受けたランナーは、善光寺周辺などの市街地を駆け抜け、沿道の花や山並みを眺めながら走った。男子のレースは6人の先頭集団で35キロを通過し、36キロ過ぎで矢野がスパートした。
新型コロナウイルス感染拡大の影響で2度の中止を経て2022年に再開された大会は、今回からコロナ禍前の運営に戻った。応援の規制がなくなった沿道からは力強い声援も送られ、ランナーの走りを後押しした。
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