標高2500メートルの稜線に立つ小屋の東側は風下になるため、軒の高さまで雪が残っている。小屋に着いてから2時間半をかけ、休み休み雪を掘り続けてようやく窓が姿を現した。
天気が崩れる予報だったため、日帰りで少し慌ただしい日程でしたが、穂高連峰の眺めはいつも通り。安房峠越しに眺める北アルプスは威風堂々の一言。
避難小屋は無人なのですが、利用される方には大切に使ってほしいと切に願っています。
昨年の小屋明けが、「タカシが行く」の実質的な初回でした。これからも「ご安全に」を心がけたいと思います。
(メディア局専門委員 中村貴士)