小諸市の菜種油生産者らでつくる小諸菜種振興組合は、「菜の花まつり」を小諸市糠地(ぬかじ)の市みはらし交流館一帯で開いた。18回目の今年は約600人が来場。満開の菜の花畑を歩いたり、菜種油で揚げた天ぷらがのったうどんや菜の花のサラダを食べたりして楽しんだ。
同組合は市内の遊休荒廃地を活用し、菜の花を計約3ヘクタール栽培して菜種油に加工している。まつりは組合の取り組みを知ってもらうとともに地域貢献になれば―と毎年開いている。今年は4月下旬に咲き始め、7月に種を収穫する予定。
交流館隣にある約1ヘクタールの菜の花畑は写真撮影をする人でにぎわった。組合長の片桐好久さん(74)は「大勢の人に来てもらってうれしい。喜んでもらえるとまた来年も頑張ろうと思える」と笑顔を見せた。
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