安曇野市に広がる田んぼに、水が張られる時季になった。まだ寒さが残る早朝、同市明科光から見下ろす田園には青空や残雪の北アルプス常念岳が映し出され、水鏡の中を農家の軽トラックが行き交っていた。
日ごとに水を張った田んぼが増え、日中には代かきや田植えを進める様子が見られる。水に映る北アルプスの山々は、例年よりも雪が少なそうだ。
安曇野市観光協会によると、同市穂高北小学校周辺や大王わさび農場周辺で水鏡の山々がよく見える。この時季の風物詩を楽しみに訪れる観光客も多いという。
水鏡は、稲が育つ前の田んぼで風のない時に見ることができ、今月末まで楽しめそうだ。
外部リンク