県警察学校(長野市)で4日、警察官と一般職員の初任科生計132人の入校式があった=写真。警察官は大卒が半年間、高卒や専門学校卒が10カ月間、寮生活を送りながら刑法や逮捕術などを学び、県内の交番などに配属される。
警察官は大卒が70人、高卒などが48人。女性は35人で全体の約3割を占めた。県外出身は19人。清滝吉春学校長は式辞で「警察学校は基礎、土台を築く場。県警の真の一員として成長してほしい」と激励した。
長野市東町の長谷川大輔さん(23)は、北佐久郡軽井沢町で1972(昭和47)年2月に起きた「あさま山荘事件」で機動隊員として対応した祖父に憧れ、幼い頃から警察官になるのが夢。「力強く温かな警察官になれるよう何事にも全力で臨みたい」と意気込んでいた。
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