先日、キム・カーダシアンとの離婚が成立してからわずか2カ月で、オーストラリア人で建築家のビアンカ・センソリと再婚したことが報じられたカニエ・ウェスト。ビアンカの家族に会うためにオーストラリアへ飛ぶ計画を立てているのだが、反ユダヤ的な発言が原因で同国から入国拒否をされる可能性があるという。
現地時間で25日、政府当局は、ヒトラーへの賛辞と反ユダヤ主義的な暴言が理由で、カニエは新妻の家族に会うためのオーストラリア入国を禁じられる可能性があると発表した。
カニエとビアンカは、予定では、来週オーストラリアへ飛ぶつもりだという。旅行に際しカニエがビザを申請するか否かは、今のところ分かっていない。
しかし、オーストラリアの文部大臣であるジェイソン・クレア議員は、仮にカニエがビザを申請した場合、オーストラリア政府によって却下される可能性が高いとしている。というのも、同政府は過去に、反ユダヤ主義者を入国拒否してきた歴史がある。
クレア議員はNine Network TVのインタビューの中で、「もしカニエがビザを申請した場合、過去に入国拒否された人々と同じようなプロセスを経て、同じような質問に答えることになる」とコメントしている。
またオーストラリア国内のユダヤ人コミュニティは、カニエがビアンカと結婚したことでオーストラリア入国のためのビザを申請するだろうと見越し、政府に対しカニエの入国を拒否するよう求めている。
MTV NEWS