大物ミュージシャンとして世界的に支持を集めるドレイクが、90年代に一世を風靡し社会現象も起こしたバックストリート・ボーイズとコラボ!グループのコンサートに飛び入り参加し、「I Want It That Way」を熱唱した。
現地時間で7月2日、バックストリート・ボーイズは、ドレイクの出身地であるカナダ・トロントで公演を行った。グループは「6人目のメンバーを紹介するよ」とオーディエンスに告げると、ドレイクをステージへと招き入れた。
バックストリート・ボーイズとドレイクは、グループの代表曲と言ってもいい「I Want It That Way」を一緒にパフォーマンスしたのだが、その直前にドレイクは、この曲と共に思い出される幼少期のエピソードを次のように語ったのだった。
「13歳だった時…僕は不器用な子供で、当時ある女の子に恋をしていた。だけどその子は、僕のことなんか気にも留めてくれなかった」
「僕のバル・ミツワー(ユダヤ教徒の成人式)で、生まれて初めて、僕が恋した女の子が、世界的に大人気なある曲が後ろで流れる中、僕のところに来てくれた。一緒に踊らないかと誘われて、初めて認められた気がしたよ。自分のことをカッコイイと思えたのは、その時が初めてだった」
「彼女が僕と一緒にダンスをしたがっていた曲は、史上最高の曲の一つ。ところで、彼女は今僕のことを見てくれてるかな!」
ドレイクは公演後、パフォーマンスの動画をインスタグラムに投稿。キャプションにはこう綴られていた。
「この世代の男はもうこりごりだと言いながら、なぜ僕はまだ一人暮らしなのかと聞いてくる…」
さらに、動画はバックストリート・ボーイズのインスタグラムにも投稿されており、こちらにはこうキャプションが添えられていた。
「「I Want It That Way」より良い曲ってなんだ?」
MTV NEWS