世間では、スペースXの創設者/CEO、そしてテスラの共同創設者/CEOとして知られているイーロン・マスクだが、実は8人の子どもを持つ大家族の父親でもある(第一子のネバダ・アレクサンダーくんは、SIDSのため生後10週間で他界している)。
しかし今回、そんな子どもたちの内の1人であるザビエル・マスクさんが、「父と関わりたくない」という理由でフルネームの改名を申請したことが分かった。
TMZ誌が報じたところによると、今年の4月に18歳になったザビエルさんは、ロサンゼルス郡に対し改名を求める申請書を提出したのだという。改名後のフルネームは、「Vivian Jenna Wilson(ヴィヴィアン・ジェナ・ウィルソン)」を希望しているという。
ザビエルさんは、イーロンと元妻ジャスティン・ウィルソンの間に生まれた子どもで、グリフィンという双子のきょうだいがいる。トランスジェンダーであるザビエルさんは、今回の改名を通して世間から女性として認識してもらうことを望んでいるという。
しかし、どうやらそれだけが改名の理由ではないようで、申請書にはこう書かれている。
「改名を希望する理由は、性別の同一の他にもあります。実の父(イーロン)とはもう一緒に住んでいませんし、どんな形であれもう父とは関わりたくないからです」
イーロンとザビエルさんの関係、そしてザビエルさんの性別移行に関しては、これまで公に語られたことはなかった。
だがイーロンは、2020年12月にトランスジェンダーに対する自身の想いを明かしている。当時投稿されたツイートの中でイーロンは、「トランスジェンダーのことは全面的にサポートしてる。だけど、(トランスジェンダーの人々を呼ぶときに用いる)代名詞に関しては、審美的な悪夢だと思ってる」と綴っていた。
MTV NEWS