黄金期を迎えているドジャースがオフシーズンにさらなる補強に成功した。大谷翔平、山本由伸が加わった最強軍団はどのように歴史的なシーズンを送るのだろうか。昨年ワイルドカードからリーグ優勝を飾ったダイヤモンドバックスを筆頭に、他のチームも見逃すことはできない。
【2024年シーズン展望 ~ア・リーグ東地区~】
【2024年シーズン展望 ~ア・リーグ中地区~】
【2024年シーズン展望~ナ・リーグ中地区~】
【2024年シーズン展望~ナ・リーグ東地区~】
【2024年シーズン展望~ア・リーグ西地区~】
1 ドジャース(101.1勝60.9敗/勝率.624/プレーオフ進出確率99.6%)
2 ダイヤモンドバックス(85.2勝76.8敗/勝率.526/60.4%)
3 ジャイアンツ(81.9勝80.1敗/勝率.506/38.4%)
4 パドレス(80.0勝82.0敗/勝率.494/26.6%)
5 ロッキーズ(57.3勝104.7敗/勝率.354/0.0%)
1番は2018年にMVPを受賞したムーキー・ベッツ、2番は昨年自身2度目のMVPを受賞した大谷翔平、そして3番には2020年受賞のフレディ・フリーマンと、最強の布陣が並ぶ。
投手陣は山本由伸を軸に、レイズからトレードで獲得した2023年10勝のタイラー・グラスノー、レッドソックスからFAとなっていた2017年から3年連続2桁勝利のジェームズ・パクストンが加入。ローテーションはほぼ完成しているが、2021年に16勝を挙げたウォーカー・ビューラーは2度目のトミー・ジョン手術から復帰する予定であり、FAとなるもドジャースと再契約をしたサイ・ヤング賞3度、MVP1度受賞のエース、クレイトン・カーショウが夏頃に怪我から復帰すると見られている。
2位予想のダイヤモンドバックスは、昨年6年ぶりにPS進出を飾ると、地区シリーズでドジャースを撃破してワールドシリーズまで上り詰めた。昨季、リーグ10位の166本塁打だった打線にはジャイアンツからFAとなったジョク・ピーダーソンを迎え、投手陣の補強にはタイガースからFAとなっていたエドゥアルド・ロドリゲスを獲得し、2年連続でのPS進出を狙う。