19年、米国では妻・山田優と公の場に(写真:アフロ)
大河ドラマ『鎌倉殿の13人』(NHK・日曜20時~)も大評判の小栗旬(39)。そんな彼のキャリアは早20年超! 花ざかりだった若手イケメン時代から、俳優兄弟を束ねるボスキャラになるまでを本誌秘蔵写真で振り返り、記者たちが語りつくします。題して、「小栗旬が日本エンタメ界のBIGBOSSになるまで」――。
■20代のころから同世代を引っ張ってきた
記者A:主人公・北条義時役で主演を務める大河ドラマ『鎌倉殿の13人』は好調なスタートを切りましたね。
記者B:日曜劇場『日本沈没―希望のひと―』の官僚役もよかったし、小栗旬の新しい時代がきてる! って感じがします。
記者C:20代のころって、イケメン俳優枠でしたよね?
記者B:『花より男子』('05年)や『花ざかりの君たちへ~イケメン♂パラダイス~』('07年)でジャニーズアイドルに並ぶ人気でしたよ。
記者A:私は当時、花男の花沢類にすごくハマっちゃって(笑)。20年近くたったけれど、小栗旬の出演作でいまだにナンバーワンかもしれない。
記者B:爽やか路線が続くと思っていたら、『クローズZERO』('07年)では不良高校生役。
記者C:同シリーズには、山田孝之や綾野剛など、その後スターになった俳優がたくさん出ていましたね。小栗旬って、当時から同世代を引っ張っていたイメージがあります。
記者B:確かに、小栗旬が初めて監督した映画『シュアリー・サムデイ』('10年)には、まだ売れてなかった鈴木亮平が出ていたし。
記者A:綾野剛が『コウノドリ』('15年)で主演したとき、小栗旬がゲスト出演したんですよ。仲間が売れた後も応援している印象があります。
■『天地人』石田三成役は生き方もイケメン
記者C:30歳のころは、フジテレビ系の月9ドラマ『リッチマン、プアウーマン』や映画『宇宙兄弟』(ともに'12年)など主演作品が目白押しでしたよ。
記者B:大河ドラマ『八重の桜』('13年)で吉田松陰を演じたのもそのころですよ。大河でいえば、『天地人』('09年)の石田三成役が印象的でした。見た目だけではなく、生き方もイケメン! って感じで。
記者A:男っぽい硬派な役が多いですよね。アクションが注目されたドラマ『CRISIS 公安機動捜査隊特捜班』('17年)や、映画『ミュージアム』('16年)の刑事役もタフな男で、スーツ姿もキマってたなあ。
記者B:ここまで見てくると、恋愛作品が見当たらないですね。奥さん(山田優と'12年に入籍)に止められているのかなあ(笑)。
記者C:今後期待するのは、大人のラブストーリーですか!『愛の不時着』のような、アクションもあるせつない恋愛ドラマが見てみたいです。
記者A:ハリウッドデビュー作『ゴジラvsコング』('21年)があまり話題にならなかったし、このまま日本で活躍してほしいなあ。
記者B:所属事務所の社長になる話もありますよ。日本のエンタメ界を背負っていく人になりそうですね。